この本の使い方

各記事の構成、ボックスの凡例、推奨する読み進め方

1各記事の構成

本書の全記事は、同じ構成で統一されています。

  • 高校での扱い
    この単元を高校ではどう教わるかを確認します。
  • 大学の視点で何が変わるか
    高校と大学の違いを対比表で示し、読むメリットを提示します。
  • 必要な準備
    その記事で初めて使う概念を解説します。不要な記事ではスキップされます。
  • 本題(2〜3セクション)
    大学レベルの定式化、導出、具体例。記事の中心部分です。
  • 応用・具体例
    高校の方法では扱えなかった問題を、大学の道具で実際に解きます。
  • つながりマップ
    前提知識・発展・関連記事への案内です。
  • まとめ
    その記事で学んだことを3〜5項目で振り返ります。
  • 確認テスト
    理解度を確認する問題。クリックで解答が表示されます。
  • 演習問題
    A(基礎)・B(標準)・C(応用)の3段階です。

2ボックスの凡例

本書では、6種類のボックスを使い分けています。

高校 vs 大学
compare-box ─ 高校と大学の扱いを対比する表です。
本質
essence-box ─ その記事の核心をまとめています。
定義・公式
formula-box ─ 大学レベルの定義や公式を提示します。
導出・証明
proof-box ─ 公式の導出過程を段階的に示します。
注意
pitfall-box ─ 陥りやすい誤解を指摘します。
補足・発展
tips-box ─ 本筋から外れるが視野が広がる話題です。

3読み進め方

① 順番に通読する

第I編から順に読み進める方法です。最も体系的な理解が得られます。

② 高校の進度に合わせて読む

学校で学習中の分野に対応する編を読む方法です。

③ 気になる記事だけ読む

目次から興味のある記事を選んで読む方法です。各記事の「つながりマップ」で前提知識を確認できます。

4演習問題の活用法

  • A問題(基礎) ─ 定義や基本の確認。記事を読んだ直後に解いてください。
  • B問題(標準) ─ 具体的な計算問題。大学の道具を「使えるようになる」ための練習です。
  • C問題(応用) ─ 複数の概念を組み合わせた問題です。十分理解した上で挑戦してください。

5記号と表記の約束

  • 化学式:KaTeX内では $\mathrm{H_2O}$、$\mathrm{NaCl}$ のように \mathrm{} で表記します
  • 電子配置:$1s^2 2s^2 2p^6$ のように副殻と電子数で表します
  • 熱化学:エンタルピー $\Delta H$、ギブズエネルギー $\Delta G$、エントロピー $\Delta S$ を使います
  • 反応機構:電子の動きを矢印(巻矢印)で示します
  • 単位:SI単位系を基本とし、kJ/mol、L、atm などを使います